請求ソフトの選定ポイントを解説!

障がい者福祉業界のお役立ち情報をご紹介をいたします。


請求ソフトは、多忙な障がい福祉事業所において請求業務の時間を大幅に削減できるツールです。
現在、請求ソフトを導入していない事業所では、国保連合会が無料で提供している簡易入力システムを利用している場合が多いと思われます。
しかし、有料ソフトについて「無料ソフトと何が違うのか」「どのソフトを選べば良いのか」が分からず、導入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
また、すでにソフトを導入しているものの、自社に適しているか分からないと感じている事業所もあるかもしれません。
事業所に合った請求ソフトを選ぶことで、業務効率を向上させ、時間とコストの削減を実現できます。
この情報が少しでもお役に立てれば幸いです。


請求ソフトとは

障がい福祉サービスでは、提供するサービスの費用のうち約9割を国保連合会を通じて市町村に請求し、残りの1割を利用者に請求します。(※利用者の負担上限額は収入等に応じて異なります)
請求業務では、サービス提供月の翌月1日~10日までに、簡易入力システムや市販のソフトを使用して以下のような請求データを作成します。

請求書情報
  各利用者ごとの請求額やサービス内容
請求明細情報
  サービスの提供日や単価、時間帯などの詳細情報
サービス提供実績記録票
  提供したサービスの実績データ
上限管理結果票の情報
  各利用者の負担上限額や利用実績データ
作成したデータは、国保連合会の電子請求システムを通じてインターネットで送信します。

有料版請求ソフトの機能

通常、国保連合会の簡易入力システムを使用して請求データを作成し、送信します。
しかし、この簡易入力システムは国保連への請求専用であり、以下のような機能はありません

無料ソフトでできない
  • 自己負担分やオプション(100%自己負担金)の計算
  • 利用者への請求書の発行
  • 利用者上限額管理
  • 代理受領通知書の発行
  • 延べ利用者数、在所数年齢表などの印刷
  • 年間請求情報一覧の印刷


そのため、簡易入力システムに加え、Excelや銀行振込サービスなどを活用し、データを別途管理する必要があります。
この場合、同じ情報を何度も入力する手間や、ミスの発生が課題となります。
一方、有料ソフトを導入することで、以下の利点があります。


有料ソフトでできる
  • 国保連への請求と利用者への請求までを一元管理
  • 自己負担分の計算や請求書発行が可能
  • 銀行振込サービス形式のデータ出力に対応



これにより、業務の効率化が図れるだけでなく、ミスを減らすことができます。


ソフトを選定する際のポイント

1. サービス種別に対応しているか

 障がい者総合支援法に基づく障がい福祉サービスは20種類以上にのぼります。
 すべてのサービス種別に対応しているソフトメーカーは限られるため、自事業所が提供するサービスに対応しているか確認が必要です。
 複数のソフトを導入することは効率が悪いため、一本化するのが望ましいです。


ミスヘルパーの場合

国保連へ請求するすべてのサービスに対応しております。

 

2. 事業拡大時の対応とコスト

 将来的に事業を拡大する予定がある場合、そのサービス種別にも対応可能なソフトかを確認しておくことが重要です。
 例えば、異なる種別のサービスごとに別のソフトが必要になると、余計なコストが発生します。


ミスヘルパーの場合

現在ご利用中の環境が変更されない場合、事業所追加費用は発生しません。

 

3. 記録機能の対応

 日々の記録業務にも対応したソフトかどうかを確認しましょう。
 請求ソフトと記録ソフトが同一メーカー製の場合、連携がスムーズで、資料作成やデータ移行の手間を省けます。


ミスヘルパーの場合

お客様のご利用目的に応じて、ケース記録や相談支援管理などのシステムをご案内いたします。
2つのシステムを連動させることで、より使いやすくなり、業務の効率化が図れます。

 

4. サポート体制とセキュリティ

 国保連の請求業務は数年に一度の大幅な制度改定があり、対応力が重要です。
 特に、改定内容が3月中旬に公表され、4月から適用されることが多いため、経験の浅いメーカーでは対応が間に合わないこともあります。
 また、個人情報の漏洩防止やデータのバックアップ体制など、セキュリティ面も確認が必要です。


ミスヘルパーの場合

支援費制度が開始された当初から現在(令和6年4月改定)まで、すべての改定に対応しており、セキュリティ面でもログインユーザーごとに使用可否を設定できるため、安心です。

 

5. コスト

 導入費用やランニングコストが予算内に収まるかを確認しましょう。
 検討中のお客様からは、「現在のソフトは多機能すぎて、使用していない機能が多い」とのお声をいただくことがあります。
 機能が多ければ、その分コストも高くなる傾向があります。
 必要な機能を満たしながら、コストパフォーマンスに優れたソフトを選ぶことが大切です。

ミスヘルパーの場合

利用するPCの台数に応じて料金が変動します。
ただし、利用環境に変更がない場合、事業所数や利用者数、使用者数が増加しても料金は一切変わりません。

 

総合支援請求ソフト詳細はこちら



事業所に適しているか 使ってみることが重要

今回、障害福祉における請求ソフトの選定ポイントをご紹介させていただきましたが、まだまだ説明しきれない改善ポイントもございます。
厚生労働省の研究ではシステム導入前と導入後で15名の利用者として月間660分の短縮が想定されるとの研究結果も発表されていますので、ぜひ問題を抱えているといった事業所様はお気軽にご相談ください。
『ミスヘルパー』は本契約前に本番と同じ環境を構築し、専任のサポート担当より説明させていただきます。
そのため、目的が達成できるのか、イメージと合っているのかを確認することが可能です。基本的には2カ月間の無料お試し期間を設けておりますが、ご不安がある場合にはお試し期間の延長も検討させていただきます。

ご興味のある方はお気軽にご相談を


ソフトを導入しないと管理しきれなくなってきた、問題を抱えているといった事業所様は、是非ともお気軽にご相談ください。『今の状況が最善なのか?改善できるポイントはないのか?』まずは話を聞いてみたいといった段階でも、お気軽にご相談ください。
ご連絡を心からお待ちしております。

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